神経は再生する
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一日平均一ミリ
脳卒中を起こすとよく、半身不随が残る。
しかし、程度は異なるが、1ヶ月くらいすると良くなる例が結構ある。
これはなぜだろうか?
脳細胞は分裂終了細胞であって、生後は一度死滅すると二度と
再生しないはずである。
では「脳」が壊れたら、二度と機能は回復しないのだろうか?
出血や、梗塞ができた部位にもよるが、かなり早く回復する事も
期待できるから、決してあきらめてはいけない。
脳や脊髄にある中枢から出てきている神経を「抹消神経」という。
これは細胞体から一本、細長く伸びているもので、坐骨神経では
1メートルくらいになるし、手の指に来ている末梢神経でも50センチ
くらいはある。
この細い神経線維は細胞体から出ているから、細胞体が死んでしまったら
再生はできない。
死んでしまったらそれで終わりという点では、脳の神経細胞と同じである。
しかし、神経線維は本体である細胞体が生きている限り、
たとえ途中で切れても、また伸びていって再生することができる。
その再生能力は大変強いといわれる。
ただし、神経が再生するスピードは大変遅い。
その中でも太い神経の再生は早く、細い神経の再生は遅いという違いはあるが、
平均して1日1ミリの長さである。
神経線維が切れた場合、たとえその間が1センチであっても、神経にとっては
それは人間の何キロメートルにも相当する距離にある。
それを目的地に向けて正しく再生していくことは、
なかなか難しいことではある。
再生しても方向を見失った神経はトグロを巻いて塊をつくってしまうことがある。
いづれにせよ、神経が再生するには十分な栄養を補給してやらねばならない。
神経ビタミンといわれる、B1・
B2・B6・B12
ニコチン酸・パントテン酸のB郡やビタミンC・E・神経ミネラルの
カルシウム・それに再生のための神経内膜づくりに必要なレシチン・
良質のたんぱく質などを十分に摂る必要がある。
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